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お通夜は喪服で参列して良い?男女別の服装のマナーや持ち物の注意点

身内やお世話になった人の訃報が届いて通夜へ参列する際、服装選びに迷う方は少なくありません。近年はお通夜の形式や服装の考え方にも変化が見られ「どこまで整えるべきか」と不安になることもあるでしょう。

そこで本記事では通夜の基本知識をはじめ、参列時の服装マナーや持ち物について解説します。いざという場面で慌てないためにも、ぜひ一度目を通しておいてください。

この記事は24時間来店可能な喪服レンタルの「喪服レスキュー」が作成しています。喪服が必要で、レンタルや購入を検討している方はぜひ喪服レスキューもご検討ください。

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お通夜とは?

通夜とは、遺族や親しい人々が故人に寄り添い、別れを惜しむための儀式です。一般的には、葬儀・告別式の前夜に執り行われます。

かつては、その名の通り「夜を通して」線香やろうそくの火を絶やさず、一晩中故人を見守るのが習わしでした。しかし現代においては、夕方から始まり1〜2時間程度で終了する「半通夜(はんつや)」の形式が主流です。

お通夜には喪服・平服のどちらを着用したらいい?

通夜で何を着るべきかは、多くの方が迷うポイントです。「喪服で行くべきか」「平服でも失礼ではないのか」と不安に感じる方も多いでしょう。

お通夜には喪服・平服のどちらを着用して参列してもいい

結論から言えば、通夜への参列は喪服と平服(※ここでの「平服」とは普段着のことではありません。詳細は後述します)どちらを選んでもマナー違反ではありません。ただし、通夜であっても喪服での参列が一般的です。平服に該当する服を着ていて急いでいる場合はそのまま、それ以外の場合では喪服と判断すると良いでしょう。

昔はお通夜に喪服を着ていくことはマナー違反だった?

もともと通夜は「訃報を受けて急いで駆けつける」場であったため、喪服を着ていくと「不幸を予期していた」と受け取られるという考えがありました。そのため、以前は略喪服にあたる平服での参列が望ましいとされていたのです。

しかし現在では平服・喪服のどちらで参列しても問題視されることはなく、むしろ喪服の着用が丁寧という考え方が定着しています。なお、遺族や親族として通夜に参列する場合は、弔問客を迎える立場となるため、準喪服以上の服装がマナーです。状況によっては正喪服を着用することもあります。

喪服の格式と種類

喪服は格式によって次の3種類に分けられます。

正喪服

最も格式の高い喪服です。男性はモーニングコートや紋付羽織袴、女性は黒無地の着物(五つ紋)やアンサンブル・ワンピースなどが該当します。主に故人の配偶者や親など近親者が葬儀・告別式で着用します。

準喪服

正喪服に次ぐ格式で、通夜・葬儀で一般的な喪服です。男性はブラックスーツに白シャツ・黒ネクタイ、女性はブラックフォーマルのワンピースやスーツが該当します。

略喪服

喪服の中では略式の装いです。平服とも呼ばれ、通夜や急な弔問の際に代用できる服装です。男性はダークグレーや濃紺のビジネススーツ、女性は控えめな色合いのワンピースやスーツが該当します。喪服が準備できない場合、通夜であれば略喪服での参列は失礼にあたりません。

お通夜の服装マナー

通夜に喪服で参列する場合、男女とも準喪服が基本です。平服の場合は男女ともに黒や濃紺など地味な色のダークスーツやワンピースを選び、派手な装飾は避けるのがマナーです。

喪服でお通夜に参列する場合

通夜に喪服で参列する際は、以下の点に注意しましょう。

男性の場合

光沢のない黒無地のスーツを着用します。シャツは白無地、ネクタイと靴下も黒で統一しましょう。ネクタイピンや派手なカフスなど、光るアクセサリーは付けません。靴は黒の革靴を選び、金具や装飾がないシンプルなデザインが基本です。

喪服をこれから用意したい場合や選び方に悩んだときは、購入とレンタルのメリットを解説した記事も参考にしてみてください。

メンズ喪服の用意(購入・レンタル)はどうしたらいいのか解説している記事はこちら

女性の場合

黒のアンサンブルやワンピース、スーツなどのブラックフォーマルを着用します。肌の露出は控え、袖は肘が隠れる長さ、スカートは膝が隠れる丈を目安にします。

ストッキングは黒を選びます。靴は光沢や飾りのない黒いパンプスで、つま先の開いたデザインは避けましょう。ヒールは歩きやすい3〜5cm程度の太めのものが適切です。

「手持ちの喪服で大丈夫か不安」「何を選べば失礼にならないか知りたい」という女性のみなさんは、購入・レンタルの基準をまとめた記事を参考にしてください。

レディース喪服の用意(購入・レンタル)はどうしたらいいのか解説している記事はこちら

平服でお通夜に参列する場合

誤解されがちですが、「平服=普段着」ではありません。通夜における平服とは略喪服のことで、喪服ほど格式は高くないものの、弔問にふさわしい落ち着いた装いを指します。

喪服が用意できない場合や、仕事帰りにやむを得ず直接参列する場合は、平服でも失礼にはあたりません。以下に男女別のマナーをまとめます。

男性の場合

黒に近いダークスーツを選びます。濃紺やチャコールグレーでも問題ありません。シャツは白無地、ネクタイは黒無地が理想ですが、難しい場合は地味な色柄のものを選びます。

靴下・靴も黒系で統一し、ビジネスシューズは飾りの少ない落ち着いたデザインを選びましょう。

女性の場合

黒・濃紺・ダークグレーなどの地味な色合いのスーツやワンピースを着用します。なるべくブラックフォーマルに近い落ち着いたデザインが無難です。ブラウスやインナーは白か黒、または目立たない色の無地を選びます。明るい色や派手な柄物は避けるのがマナーです。ストッキングは肌色でも許容範囲ですが、薄手の黒を着用するほうが丁寧な印象を与えます。靴は飾りのない、シンプルな黒のパンプスを合わせましょう。

子どもの場合

学校生活で制服を着ている学生は、制服で参列するのが基本です。制服がない場合、 男子は白シャツに黒・紺・グレー系のズボン、女子は白ブラウスに同系色のスカートやワンピースなど、落ち着いた無地のものを選びます。派手な色や柄は避け、清潔感のある服装を心がけましょう。

お通夜の身だしなみや持ち物の注意点

通夜には数珠や香典を包む袱紗(ふくさ)を持参しましょう。アクセサリーは結婚指輪と一連パールのネックレスやイヤリングのみとします。メイクは控えめな片化粧にし、華美な装飾品を避けるなど、遺族への配慮ある身だしなみが求められます。

数珠・袱紗(ふくさ)を持参する

数珠

仏式の通夜であれば数珠を持参するのが望ましいです。数珠は宗派によって玉の数や形が異なりますが、自分の宗派がわからない場合は、どの宗派でも使える略式数珠を用意するとよいでしょう。持ち運ぶ際はポケットに直接入れず、数珠袋に入れるか手に持ちます。焼香の際には数珠を左手にかけて合掌します。

袱紗(ふくさ)

香典を持参する際は、袱紗も忘れずに用意しましょう。 香典袋をむき出しのまま持ち歩いたり、そのまま手渡したりするのはマナーとしてふさわしくありません。汚れないように受付の直前まで袱紗で包んでおき、相手の前で取り出して渡すのが正しい作法です。弔事用のふくさは、紺・緑・紫・グレーなどの寒色系を選びます。赤やピンクなどの明るい色や、華やかな柄が入ったものは慶事(お祝い事)用ですので、通夜の場では避けてください。

アクセサリーは控えめに

通夜や葬儀の場では、華美な装飾品は身につけないのが基本です。 結婚指輪を除き、指輪やネックレス、ピアスなどは原則として外して参列します。着用が許されるのは、パールの一連ネックレスやイヤリングのみです。二連以上は「不幸が重なる」ことを連想させるため避けます。時計をつける場合は黒や銀など控えめなデザインを選び、派手なものは外しましょう。

メイクは「片化粧」にする

通夜の化粧は、控えめな「片化粧」がマナーとされています。涙が流れることもあるため、濃いメイクはふさわしくありません。ファンデーションや眉など最低限の身だしなみを整えつつ、口紅やチークは控えめが基本です。ラメ・パール感のあるコスメは避け、アイシャドウはベージュやブラウン系など自然な色味にとどめます。ネイルは落とすか、透明・ベージュなど目立たない色にしましょう。髪型は清潔感を第一に、お辞儀をした際に髪が顔にかからないように整えます。長い髪は黒のゴムやバレッタを使い、低い位置ですっきりとまとめましょう。 髪色が極端に明るい場合は、可能であれば一時的な染色スプレーでトーンを抑えると、より丁寧で落ち着いた印象になります。

お通夜の喪服選びに迷ったら

ここまで解説した通り、通夜への参列は平服でもマナー違反ではありません。しかし、周囲との調和を考えると、やはり準喪服を選ぶのが無難です。しかし、訃報は予期せぬタイミングで届くものです。 「久しぶりに袖を通そうとしたらサイズが合わない」「保管状態が悪くカビが生えていた」「クリーニングに出していて手元にない」といったトラブルは珍しくありません。もし、通夜まで時間がなく「喪服が手元にない」とお困りの場合は、即日対応可能な喪服レンタルサービスを利用するのも賢い選択肢です。喪服のレンタルサービス「喪服レスキュー」は、急な喪服のご入用にも素早く対応できます。 高品質な喪服はもちろん、数珠や袱紗、靴などの小物まで一式揃ったセットプランもご用意。「何かが足りない」と焦ることなく、安心して故人をお見送りするために、ぜひお役立てください。

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お通夜の喪服に関するQ&A

Q.お通夜に着ていく喪服を持っていない場合は? 

A.通夜に着ていく喪服がない場合は、ダークカラーのビジネススーツや地味なワンピースなどの平服で参列可能です。ただし、社会人として一着は喪服を持っておくのが望ましいでしょう。必要な場合はレンタルサービスの利用も検討してください。

Q.会社帰りに仕事着のままお通夜へ行ってもいい? 

A.仕事帰りに通夜へ直行する場合、ビジネススーツや制服などの平服で問題ありません。派手なネクタイやアクセサリーは外し、可能な限り地味な装いに整えます。不幸を予期せず駆けつけたという意味もあるため、喪服でなくても失礼にはあたりません。

Q.夏場のお通夜でも上着は必要ですか?

 A.夏場の通夜でも、式場内では上着を着用するのがマナーです。男性はジャケット、女性も肌の露出を抑えた服装を心がけます。式場までの移動中は上着を脱いでも構いませんが、焼香や読経の最中は着用しましょう。冷感インナーや夏用の喪服などの活用もおすすめです。

Q.お通夜に持っていくバッグの選び方は? 

A.女性のバッグは、光沢のない黒い布製のフォーマルバッグが基本です。革製品は殺生を連想させるため避けます。荷物が多い場合は黒のサブバッグを併用しましょう。男性は手ぶらか、必要なら黒のセカンドバッグを持ちます。

Q.お通夜に参列する子どもの服装はどうすればいい?

 A.子どもが通夜に参列する場合、学校や幼稚園の制服があればそれが正装となります。制服がない場合は、白シャツやブラウスに、黒や紺のズボン・スカートなどを合わせます。キャラクターものや光る靴は避け、全体的に落ち着いた色味でまとめましょう。

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