
訃報は突然届くものです。「急に葬儀への参列が決まったけど、喪服がない」「久しぶりにクローゼットから出したら、喪服のサイズが合わない」と焦った経験はないでしょうか。
特に通夜や葬儀が当日・翌日に迫っているとき、「手持ちの服で代用できるのか」「大急ぎで購入すべきか」の判断は難しいところです。
そこで、この記事では喪服がない場合の対処法や、通夜・葬儀・法事といった場面や立場に応じた服装マナー、さらに「レンタルと購入どちらがお得か」といった選び方のポイントまで解説します。
この記事は、24時間来店可能な喪服レンタルの「喪服レスキュー」が作成しています。喪服が必要で、レンタルや購入を検討している方は、ぜひ喪服レスキューもご検討ください。
喪服がない場合はどうやって用意する?
訃報を受けてから葬儀当日までは、あまり時間がないことが多いです。喪服がない場合に検討したい方法は、主に「レンタル」「購入」「身内に借りる」の3つがあります。
喪服をレンタルする
「今すぐ、安く、今回だけ」喪服を用意したいときは、レンタルが効率的です。
数千円〜1万円前後で、喪服(ジャケット・ワンピースやスーツ)に加え、数珠やバッグ、靴といった小物一式までまとめて揃えられます。着用後はクリーニング不要で返却でき、保管の手間もかかりません。
喪服のレンタルサービスを選ぶポイントは「手元に届くまでの時間」です。
翌日以降の受け取りで間に合うなら、オンラインの喪服レンタルサービスも選択肢に含まれます。しかし、当日や翌朝に必要なケースであれば、店舗で試着してすぐ受け取れるタイプのレンタルサービスを利用するのが確実です。その場で試着して持ち帰れるため、サイズ違いが起きるリスクも回避できます。
喪服を購入する
今後の冠婚葬祭を見据えて、この機会に喪服を購入するのも選択肢の一つです。
喪服の相場は2~8万円程度。大手量販店や紳士服専門店の既製品なら、3~5万円台が中心です。一度揃えておけば、急な法要でも慌てずに済みます。また、年に複数回着る予定があれば、レンタルよりトータルコストがお得になる可能性もあります。
ただし、喪服は保管に手間がかかるうえ、数年経つとサイズが合わなくなるリスクもあります。購入するかどうかは、今後の着用頻度とあわせて慎重に検討しましょう。
家族・知人から借りる
家族や知人から喪服を借りれば、基本的に費用をかけずに用意できます。
ただし、借りて用意する場合も注意点があります。自分に合ったサイズの喪服を周囲の人が持っているとは限りません。喪服のサイズが合わないと動きづらいうえ、シルエットが崩れてだらしなく見え、遺族に失礼な印象を与えかねません。また、汚してしまった際の対応や、返却前のクリーニング、お礼の準備など、意外と手間がかかる点にも注意が必要です。
通夜・葬儀・法事で求められる服装の違い
通夜や葬儀の装いには、立場や場面によって格式があります。まずは以下の表で全体像を確認しましょう。
| 喪服の格式 | 男性の服装例 | 女性の服装例 | 着用対象・場面 |
| 正喪服 | ・黒のモーニングスーツ ・紋付羽織袴 | ・黒紋付の着物・ブラックフォーマルの長袖ワンピース、アンサンブル | ・喪主や遺族が着用 ・告別式や葬儀など |
| 準喪服 | ・黒の無地スーツ ・白シャツ ・黒無地ネクタイ | ・黒の無地スーツ ・ブラックフォーマルのワンピース、アンサンブルなど | ・喪主や遺族、一般参列者が着用 ・告別式や葬儀、通夜、法事など |
| 略喪服 | ・ダークスーツ(黒、紺、グレー) ・黒無地ネクタイ | ・黒や濃紺、グレーの地味な服装(ワンピース、スーツ、パンツスーツなど) | ・通夜、三回忌以降の法事、平服を案内された場合など |
通夜
通夜は本来「取り急ぎ駆けつける」場であるため、略喪服(平服)での参列もマナー違反ではありません。仕事帰りなら、黒や濃紺のビジネススーツなど地味な服装でも許容されます。ただし、準備が可能であれば準喪服で参列するのが無難です。通夜の服装マナーについては以下の記事を参考にしてください。
お通夜は喪服で参列して良い?男女別の服装のマナーや持ち物の注意点
葬儀・告別式
葬儀・告別式は故人との最後のお別れの場であり、通夜よりも格式が重視されます。喪主・遺族は正喪服〜準喪服が基本で、参列者も準喪服を着用するのが一般的です。
通夜と同じ感覚で喪服を着用せずに参列すると、場にそぐわない印象を与える可能性があります。
法事
法事は回忌を重ねるごとに、装いが控えめ(平服寄り)になる傾向があります。目安として、三回忌までは準喪服を着用するのが基本です。
一方、三回忌以降や案内状に「平服で」と指定があれば、地味なデザインのスーツやワンピースで参列して問題ありません。迷う場合は、黒や濃紺など落ち着いた色味を選ぶと無難です。法事の喪服マナーについては、以下の記事も併せてご覧ください。
子どもや妊婦向けの喪服がない場合は?
家族全員で参列する際、子どもは喪服を持っていなくても、代用が認められるケースが多いです。
子ども(乳幼児~高校生)の場合
学校生活で制服を着ている学生は、制服が礼服になります。制服がない場合も、無理に喪服を購入する必要はありません。白いブラウスやシャツに、黒・紺・グレーなど落ち着いた色のスカートやズボンを合わせれば十分とされます。靴下は黒や紺の無地が無難です。子どもの喪服マナーについては、以下の記事でも紹介しています。
妊婦(マタニティ)の場合
妊娠中は一時的に体型が変わるため、無理に手持ちの喪服を着ようとせず、お腹の赤ちゃんに負担をかけないことを優先しましょう。黒や紺のゆったりしたワンピース、またはマタニティ用のフォーマルウェアなどを着用します。
一時的な利用になるため、マタニティ用喪服や大きめサイズの喪服をレンタルするのもおすすめです。
妊婦の喪服はどうやって準備する?マタニティ喪服の選び方や注意点
喪服をこれから用意するときの判断ポイント
「購入か、レンタルか」で迷ったら、以下のチェックリストを参考に判断してみてください。
| 判断ポイント | 購入 | レンタル | 知人に借りる | |
| 今後の着用頻度 | 参列機会が今後も増えそう | 数年に一度あるかないか | 数年に一度あるかないか | |
| 予算 | 30,000円~50,000円以上の購入費用を出せる | 5,000円~15,000円程度の出費で抑えたい | クリーニング代やお礼程度に抑えたい | |
| 準備時間 | ・今すぐ店舗に行ける ・翌日~3日程度の日数がかかっても問題ない ・裾上げの時間を確保できる | ・受け取りまで1~2日程度待てる ・近くに店舗型のレンタル店がある | 相手とすぐに会って受け取れる (当日~1日以内) | |
| 付属品 | ・靴・鞄・数珠などは持っている ・この機会に一式購入したい | ・小物類は持っていない・物を増やしたくない | 相手が貸してくれる もしくは自分で用意できる |
今後の着用頻度は?
年内に法事の予定が複数回ある場合や、年齢的に参列の機会が増えてきそうであれば、思い切って購入したほうが長期的にはお得になるケースがあります。
一方、「学生から社会人になったばかり」「一人暮らしを始めたばかり」など、まだ参列機会が少ない方は、無理に購入する必要はありません。また、将来の体型の変化が気がかりな場合も、都度自分に合ったサイズを選べるレンタルが適しています。
予算はどれくらいか?
購入には初期費用がかかりますが、一度揃えると次回以降の出費を抑えられます。ただし、着用後のクリーニング代や、防虫・防カビといった保管コストが発生する点は見落としがちです。
レンタルは1回あたりの出費が明確で、「今回だけ」の費用を抑えたいときに適しています。
また、知人に借りれば出費がかからないと思われがちですが、実際は返却する際にクリーニングをしたり、お礼の菓子折りなどを買ったりして、お金がかかります。クリーニング代とお礼の品を合わせると、格安のレンタルプランと同じくらいの出費になることも珍しくありません。
もし「借りる相手に気を遣いたくないし、返すのが手間に感じる」と考えるのなら、手軽に申し込めるレンタルサービスを利用したほうが合理的ともいえるでしょう。
「今すぐ」必要か?
「今夜が通夜」「数時間後に出発」といった状況では、喪服の配送を待つ時間が取れません。すぐに喪服が必要な状況であれば、近隣の店舗で購入する、近くの身内や知人に借りる、または店舗で受け取れるレンタルサービスを利用するのが現実的です。店舗で購入・レンタルすれば、その場で試着して持ち帰れるため、事前にサイズ感や着心地を確かめられます。
一方で、丸1日以上の余裕があるなら、オンラインのレンタルサービスやネット通販も選択肢に入ります。到着までの日数と、返却・交換の条件(サイズ違いの対応可否など)を先に確認しておくと、焦らずに準備を進められるでしょう。
靴や鞄は持っているか?
喪服を持っていない場合、喪服に合わせるフォーマルな小物も揃えていないケースが多いのではないでしょうか。葬儀の場では、喪服以外にも以下のアイテムが必要になります。
・男性:黒の革靴、黒のネクタイ、ベルト、数珠、袱紗(ふくさ)など
・女性:黒のパンプス、黒のバッグ、黒ストッキング、パールネックレス、数珠、袱紗など
靴や鞄などの小物を全て購入すると、服代に加えてさらに数万円の出費となります。「小物一式フルセット」のレンタルプランを利用すれば、コストパフォーマンスが良いだけでなく、コーディネートでのマナー違反も防げるので、迷ったときにはおすすめです。
喪服がなくても大丈夫。喪服レスキューなら即日レンタルにも対応
喪服がない状況でも、通夜・葬儀に間に合わせる方法はいくつかあります。急ぎの際は店舗での購入・レンタル。時間に余裕があればネット通販での購入やオンラインのレンタルサービスを利用、サイズが合うなら家族・知人から借りる方法も検討できます。
大切なのは「場にふさわしい落ち着いた装いに近づけること」と、「無理のない準備手段を選ぶこと」です。
喪服レスキューは店舗に来店、試着をして即日持ち帰りにも対応しています。さらに、靴やバッグを含むフルセットレンタルプランもあるので「喪服だけでなく小物も準備しないといけない」という方でも安心です。
「すぐに喪服が必要」「葬儀で失礼のない服装を整えたい」という方は、24時間年中無休の喪服レスキューをぜひご検討ください。
喪服がなくて困っている人向けのQ&A
Q.葬儀当日に喪服がないことに気づきました。どうすればいいですか?
A.当日に喪服がない場合、オンラインのレンタルでは間に合わないため、近隣の紳士服店で購入するか、即日レンタル可能な店舗を探しましょう。また、体型が近い身内や知人に借りる方法もあります。参列するのが通夜であれば、ダークスーツなどの平服で参列し、葬儀までに用意するのも方法の一つです。
Q.通夜に喪服がない場合、普通のスーツで参列してもいいですか?
A.通夜は「急いで駆けつける」場であるため、喪服がない場合は黒や紺、ダークグレーのビジネススーツ(平服)での参列もマナー違反ではありません。ただし、光沢のある素材や目立つストライプ柄は避け、ネクタイや靴下は黒無地で統一するなど、可能な限り地味な装いを心がけましょう。
Q.喪服がないのですが、ユニクロの服で代用できますか?
A.ユニクロの黒いセットアップやワンピースは、通夜の略喪服(平服)としてなら代用可能です。しかし、一般的な礼服と並ぶと色の違い(黒の濃さ)や服の素材特有のテカリが目立ってしまうため、準喪服としての代用はおすすめできません。あくまで急場をしのぐための手段として考え、葬儀には喪服のレンタルなどを利用するのが無難です。
Q.喪服がないので友達や親戚から借りたいのですが、マナー違反ですか?
A.家族や親しい知人から喪服を借りること自体はマナー違反ではありません。ただし、サイズが合っていないとだらしない印象を与え、故人への失礼にあたる可能性があるため注意が必要です。また、借りた後はクリーニングに出して返却し、お礼の品(菓子折りなど)を添えるのが一般的なマナーとされています。
