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喪服に合わせるストッキングは何色?選び方や伝線対策のポイント

喪服に合わせるストッキングは、黒の無地を選ぶのが基本です。突然の訃報を受け、「手持ちのストッキングでもよいのだろうか」「ベージュは失礼にあたるのでは」と、足元の装いに迷う方も少なくありません。弔事の場では、肌の露出を抑え、慎みのある装いを心がけることが大切です。そこでこの記事では、葬儀や法事にふさわしいストッキングの色や厚さ、伝線対策のポイントを整理しました。

なお、本記事は24時間来店可能な喪服レンタル専門店「喪服レスキュー」が作成しています。喪服のレンタルや購入を検討している方は、あわせて参考にしてください。

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喪服に合わせるストッキングの基本マナー

喪服に合わせるストッキングは、「黒の無地」で、なおかつ「光沢のないもの」を選ぶのが基本です。足元は意外と目に入りやすい部分だからこそ、装い全体に調和する落ち着いたものを選びましょう。

色の基本ルール

葬儀や告別式では、黒の無地ストッキングを着用するのが基本です。レディースのフォーマルな装いでは、足元まで黒で統一することで、全体を落ち着いた印象に整えやすくなります。一方で、ベージュなど黒以外の色は、弔事の場では避けるのが無難です。そのため、急な参列で迷ったときも、黒を選んでおくと安心です。

厚さ(デニール)の考え方

ストッキングの厚さに明確な決まりはなく、基本的には当日の気温や体調に合わせて選んで問題ありません。無理に薄手にこだわる必要はなく、快適に過ごせる厚さを優先できます。
デニール数の目安としては、通常の季節であれば黒無地の20〜30デニール程度、寒い時期であれば必要に応じて50〜60デニール程度までが一般的に選ばれています。一方で、70デニール以上になると足元が重たく見えやすくなるため、弔事ではあまり選ばれない傾向があります。
20〜30デニール程度が推奨されるのは、ほどよい透け感があり、落ち着いた印象に整えやすいためです。厚さに迷う場合は、一般的に選ばれているデニール数をひとつの目安にするとよいでしょう。

デザイン・素材の注意点

ストッキングは、光沢を抑えたマットな質感のものを選ぶと、上品で落ち着いた印象に整います。サテン調やラメ入りのものは華美に見えやすいため、故人を偲ぶ場にはふさわしくありません。
また、葬儀では立ったり座ったりする場面が多いため、見た目だけでなく機能性にも配慮しておくと安心です。あらかじめ、伝線しにくい加工が施されたものや、比較的強度の高い商品を選んでおきましょう。なお、パンツスーツの場合も、座った際に素肌が見えない長さのものを選びます。

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【通夜・葬儀・法事】ストッキングの選び方

参列する儀式の種類にかかわらず、基本的には黒のストッキングを準備しておくと安心です。ただし、法事では案内内容や回忌によって考え方が少し変わることもあるため、場面ごとの目安を押さえておきましょう。

通夜・葬儀は「黒の無地」に統一

通夜や葬儀、告別式は、改まった弔事の場です。そのため、ストッキングは黒の無地を選びます。喪服にベージュのストッキングを合わせると、マナー違反と受け取られる可能性があるため注意が必要です。もしも、急な知らせで平服に近い装いで駆けつける場合でも、足元を黒で整えるだけフォーマルな印象に近づきます。靴やバッグとあわせて、ストッキングも黒で統一しましょう。

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法事は「平服指定でも落ち着いた色」が基本

三回忌以降の法事などで「平服でお越しください」と案内されることがあります。この場合、ストッキングは黒のほか、ダークグレーなど落ち着いた色味であれば許容されることもあります。ただし、周囲の服装がわからない場合や迷ったときは、黒の無地を選んでおくと無難です。法事でも喪服を着用する場合は、葬儀と同じく黒の無地を選びましょう。
なお、平服指定であっても、普段着でよいという意味ではありません。柄物やラメ入りなど派手なデザインは避け、地味でシンプルな装いにまとめることが大切です。

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喪服でストッキング着用時に気を付けたいこと

ストッキングは繊細なアイテムのため、当日に慌てないよう、履く前のケアや予備の用意まで含めて準備しておくと安心です。

事前に足のケアをする

足の乾燥や爪の状態は、ストッキングの伝線につながりやすいです。可能なら、前日までに足元を整えておきましょう。例えば、かかとのガサつきや足指の乾燥が気になる場合は、入浴後にクリームなどで保湿しておくと、生地の引っかかりを防ぎやすくなります。足の爪は短く整え、角をやすりでなめらかにしておきましょう。ペディキュアをしている場合は、事前に落としておきます。
また、指先のささくれも伝線の原因になるため、無理に引っ張らず、爪切りなどで整えておくことが大切です。履くときは、指輪やブレスレットを外し、爪を立てないようゆっくり引き上げます。最後に鏡で見て、膝の裏などにしわが寄っていないか確認しておきましょう。

予備のストッキングを準備しておく

不意の伝線に備えて、未開封のストッキングを1足持ち歩いておくと安心です。喪服用のバッグは小さめのことが多いため、予備のストッキングはサブバッグに入れておくと扱いやすいでしょう。
万が一伝線してしまった場合は、無理にそのまま履き続けるのではなく、できるだけ早めにトイレなどで履き替えるのがスマートです。

冬の寒さ対策について

冬場の葬儀場や霊園は冷え込みやすいため、寒さが気になる場合は、必要に応じてやや厚手のストッキングを選んでも問題ありません。ストッキングの厚さに明確な決まりはないため冷え性の方や高齢の方は、無理をして薄手のストッキングにこだわらず、体調や気温に合わせて選ぶことが大切です。

また、防寒対策としては、パンプスの中に使い捨てカイロを入れたり、移動中や待ち時間に黒のひざ掛けを使ったりする方法もあります。スカートの内側に保温性のあるインナーを着用するなど、見えない部分で工夫するのもよいでしょう。

喪服に合わせるストッキングの選び方は事前に確認を

喪服に合わせるストッキングは、黒の無地を基本に選び、厚さに迷う場合は一般的に選ばれている20〜30デニール程度を目安にすると、場にふさわしい装いに整えやすくなります。あわせて、自分に合ったサイズを選び、事前の足のケアや予備の準備もしておくと、当日も落ち着いて参列しやすくなるでしょう。

もし「急な訃報でストッキングどころか喪服一式が手元にない」「サイズが合わなくなっていた」という状況であれば、喪服レスキューの利用も便利です。24時間無人で運営されているため、深夜や早朝でも自分のタイミングで試着し、その場でレンタルできます。小物類もあわせてそろえられるため、急ぎの場面でもマナーに配慮した装いを整えやすくなります。

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喪服に合わせるストッキングについてのQ&A

Q. 喪服に合わせるストッキングはどこで買えますか?

A. コンビニエンスストア、ドラッグストア、スーパー、百貨店の婦人服売り場などで購入できます。急ぎの場合は、駅構内や葬儀場近くのコンビニで黒の無地ストッキングが見つかることもあります。ただし、サイズやデニール数の選択肢が限られている場合もあるため、履き心地や厚さにこだわりがある場合は、事前にネットショップや専門店で準備しておくと安心です。

Q. 喪服にベージュのストッキングを合わせても大丈夫ですか?

A. 葬儀や告別式では、ベージュのストッキングは避けるのが一般的です。弔事では、黒で全身を整えるのが基本とされています。仕事帰りにそのまま通夜へ向かうなど、やむを得ない事情がある場合を除き、できるだけ黒のストッキングに履き替えて参列するようにしましょう。

Q. 夏の葬儀でも喪服にはストッキングを合わせるべきですか?

A. 夏場であっても、葬儀ではストッキングを着用するのが基本です。素足で参列するのはマナー違反になるため避けましょう。暑さが気になる場合は、通気性のよい夏用の黒ストッキングや、冷感機能のあるものを選ぶと負担を抑えやすくなります。

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