マナー喪服レンタル

喪服・礼服が急ぎで必要なときの対処法まとめ【チェックリスト付】

「明日喪服・礼服が必要になったけど手元にない!」

このような経験をしたことがある方は少なくありません。

この記事では、急ぎで喪服・礼服を入手する必要がある方を対象に、「そもそも手持ちの服で代用できないか?」「喪服・礼服を入手する方法にはどのようなものがあるか?」「喪服・礼服を選ぶ際の注意点は?」「喪服・礼服のほかに必要な小物はあるか?」といった疑問にお答えします。

なお、この記事の最後に持ち物チェックリストを載せています。ぜひご活用ください。

手持ちの服で代用できる?喪服・礼服がなくても問題ない場合とは

結論から言うと、次の2つの条件を満たす場合は喪服を持っていなくても問題ありません。

その条件とは、「亡くなった方がご友人や職場の同僚など、あなたの親族ではないこと」そして「お通夜であること(告別式ではないこと)」の2つです。

とはいえ、準備できるのであれば略礼装で参列することが望ましいです。具体的には、男性なら「ダークカラーのスーツ」、女性なら「黒無地のワンピースに黒ストッキング」のような服装が無難です。

なお、仕事終わりでそのままお通夜に参列する場合には普段着でも構いませんが、遺族の方々には「訃報を受けて急いで駆けつけました」と一言添えておくことをおすすめします。

上記の条件にあてはまらない場合、つまり告別式に参列するときや身内のお通夜に参列する場合には喪服を着用する必要があります。

つづいて、喪服を急ぎで入手する方法を紹介します。

喪服・礼服を急ぎで入手する方法2つ

それでは、喪服をすぐに入手するにはどのような方法を使えばよいのでしょうか?

喪服を入手するにはレンタルと購入の2つの方法があります。それぞれ説明します。

①レンタルサービスを利用する

喪服を急ぎで入手する1つ目の方法が、レンタルサービスを使うことです。

喪服のレンタルには、ネットで完結するオンライン型と、店舗で試着をしてからレンタルをする店舗型があります。

レンタル料金は安いもので5,000円程度から、高くて1万円程度とリーズナブルな点が特徴です。

また、レンタル期間は3泊4日が標準ですが、1週間程度レンタルできるサービスもあります。期限を超えると延長料金が発生しますので、スケジュールをよく確認するようにしましょう。

なお、オンライン型のレンタルでは配送の関係から実際に受け取るのは翌日以降になります。その日のうちに喪服を入手したい方は店舗型のサービスを使うようにしましょう。

また、試着の可否についてもサービスによって異なりますので、各サービスのHPを確認しましょう。

②購入する

喪服を急ぎで入手するもう一つの方法が、フォーマルスーツ・ドレスの専門店などで購入することです。

購入する場合、ある程度長く使うことを見込んで買うと思いますので、安くても3万円程度はかかります。

通常のスーツなどではサイズ直しに1週間程度かかりますが、喪服であれば1〜2日程度でサイズ直しをしてもらえます。

なお、Amazon等で購入する方法もありますが、サイズが合わないこともあるため試着ができる店舗での購入をおすすめします。

「店舗型レンタル」なら確実に即日で喪服を入手できる

ここまで喪服を急ぎで入手する2つの方法を説明しました。

この中で最も早くレンタルできるのが「当日店舗でレンタルできるサービス」です。店舗でのレンタルであればサイズ直しの必要も配送の必要もないため、すぐに入手できます。

東京都内で利用可能な即日利用できるレンタルサービスは以下の記事にまとめていますので、合わせてご覧ください。

つづいて、喪服をレンタルまたは購入する際に気をつけるべきポイントを3つ紹介します。

喪服・礼服を選ぶ際の注意点3つ

ここからは喪服を選ぶ際に気をつけるべきポイントを3つ紹介します。

①必ず試着する

言わずもがなですが、葬儀はフォーマルな場です。したがって、身だしなみにはある程度気を使う必要があります。

親戚や友人などが大勢集まるお別れの場で、サイズが合っていない喪服を着ているのは想像以上に気恥ずかしいものです。

なるべく試着できるサービスを利用するようにしましょう。

こちらの記事に試着が可能な喪服レンタルサービスをまとめていますので、合わせてご覧ください。

②準喪服を選ぶのが無難

ひとくちに喪服と言っても、実は喪服には正喪服・準喪服・略喪服の3種類があります。

この3種類の中でも、喪服を入手するのであれば「準喪服」をおすすめします。

正喪服は喪主や近しい親族が着用するものですが、近年ではそれらの立場であっても準喪服を着用することが多いためです。また、略喪服は着用できる場面が限られるためおすすめしません。

こちらの記事に葬儀での服装の注意点をまとめています。ぜひご覧ください。

③スケジュールを確認する

最後に、当たり前ではありますがスケジュールを確認しましょう。

一般的に、亡くなってから葬儀までの平均日数は3日程度と言われています。

レンタルにしろ購入にしろ、サイズ直しや配送のスケジュールの兼ね合いで葬儀当日までに間に合わなければ意味がありません。必ず期限内に入手できるか確認するようにしましょう。

間に合うか不安な方は、すでに書いているように店舗でのレンタルであればほぼ確実に即日で入手できますのでそのようなサービスの利用をおすすめします。

喪服・礼服のほかに必要な小物類4つ

葬儀で必要な持ち物は喪服・礼服だけではありません。

ここからは、喪服以外の小物類に関して気をつけるべきポイントを4つ説明します。

①靴

最初に気をつけるべきアイテムは靴です。

原則として、革製品は殺生を想起させるため葬儀の場でふさわしくないと言われています。

男性の場合、黒い内羽根のストレートチップの靴を履くようにしましょう。できれば合皮やポリエステルなど、本革製品でないことが望ましいです。

女性の場合、黒い布製のパンプスを履きましょう。また、ヒールの高さは5cm以下にしましょう。

②布製のハンドバッグ(男性は不要)

ハンドバッグについても、靴と同様に布製のものを用意しましょう。ポリエステルなど化学繊維でも問題ありません。

また、バッグの装飾も控えめなものを選ぶようにしましょう。

③数珠

気をつけるべきアイテムの3つ目が数珠です。

男性用と女性用で玉の大きさが違う点に気をつけましょう。

なお、数珠については後述する袱紗(ふくさ)とセットで1,000円〜2,000円程度で買えます。

④袱紗(香典が必要な場合)

気をつけるべきアイテムの4つ目が袱紗(ふくさ)です。

香典を包む袋ですが、結婚式でも使いますので紫色のスタンダードなものを買うと良いでしょう。

数珠とセットで1,000円〜2,000円程度で買えます。

以上が小物類に関する注意点でした。最後に、これまでの内容をまとめた持ち物チェックリストを紹介します。

お通夜・告別式の持ち物チェックリスト

ここまで喪服の入手方法や選び方、小物類の注意点について説明してきました。

最後に、これまでの内容をまとめた持ち物チェックリストを作成しましたので掲載します。

縦型の画像で作成していますので、お手元のスマートフォンなどに保存して必要なときに見返すようにしてください!

男性向けの持ち物チェックリストはこちら(画像保存可)

女性向けの持ち物チェックリストはこちら(画像保存可)

まとめ:急ぎで喪服が必要な時は喪服レスキュー

ここまで「喪服を急ぎで入手する方法」を説明してきましたが、いかがでしたか?

喪服はレンタルで問題ないという方は、急ぎで喪服が必要な時は、喪服レスキューがおすすめです。
喪服レスキューを利用する場合、オンラインで来店予約をし、代々木と日本橋浜町にある店舗で喪服を試着し、最終的に気に入ったものをレンタルすることができます。24時間365日対応しているため、急な用事でもすぐにレンタルが可能です。加えて、レンタル期間も他サービスのおよそ倍の一週間(6泊7日)であり、余裕を持ったレンタルが可能です。詳しい説明は喪服レスキューから確認できますので、喪服の入手にお困りの方はぜひご一読ください。

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