マナー

【男性編】葬式・通夜の服装でNGなポイントをわかりやすく解説!

「突然のお葬式に参列することになった。。。」「大人になってから初めてのお葬式の参列だから、ちゃんとしなきゃ。。。」

大人になってからのお葬式の参列は、このような意識になる方も多いと思います。しかし、お葬式ってどのような服装がNGなのか、細かいマナーもあったりして、実はよくわからないですよね。今回は、マナーを知らずに恥ずかしい思いをしないよう、NGポイントをわかりやすく解説します!

そもそもお葬式とお通夜との違いは?

そもそも、お葬式とお通夜の違いって知っていますか?実はこんな違いがあります。

通夜は、親しい人が故人と別れを惜しみつつ、最期の夜を過ごしたりするための場です。基本的には葬儀、告別式に先立って行われ、故人と親しかった人たち(家族、親戚、友人、近所の方、仕事関係の方など)が参列します。

「~(中略)~。」

葬儀とは、ご家族やご友人、知人が故人の冥福を祈り、死者を葬るための儀式です。
宗教や宗派によって異なりますが、仏教であれば僧侶による読経や焼香、神道であれば神官による祭詞や祈祷、キリスト教であれば聖書の朗読やお祈り、などが葬儀にあたります。

一般的には通夜の翌日の昼間に行われ、時間はだいたい1~3時間です。その後出棺して荼毘(火葬)にふされます。

公益社:今さら聞けない「通夜」「葬儀」「告別式」の違いとは?

お通夜の翌日に執り行われるのが、お葬式なんですね!お通夜は親戚などを中心とした親しかった人たちがメインで参列するなど、参列する関係性も式によって変わるようです。

式の違いや故人との関係によって着ていくべき服装が変わる?

お通夜とお葬式で、そもそも式の意味合いが違うこと、参列者の関係性が少し異なることがわかりました。では、着ていくべき服装も式や故人との関係性で変わるのでしょうか?

結論から言うと、着ていくべき服装も変わってきます。式の違い・関係性の違いによってどんな服装を来ていくべきか、表でまとめてみました!

ただ、「正喪服/準喪服/略喪服」の違いがよくわからないですね・・・それぞれ具体にどのような服装なのか、解説していきます。

正喪服とは

正喪服は、葬儀や告別式(葬式)で、喪主や親族など葬儀の主催側が着用するもので、最も格式の高い喪服となります。例えば、下記が相当します。

  • 男性:和装・モーニングスーツ
  • 女性:和装・ブラックフォーマル

しかし最近では、和装を持っていなかったりとの理由から、正喪服を着用する人は少なり、その代わりに準喪服を着るのが一般的になっているようですね。

準喪服とは

準喪服は、もっとも一般的な「喪服」となります。

  • 男性:ブラックスーツ
  • 女性:ブラックフォーマル

多くの方が、お葬式やお通夜で来ていくものです。スーツ販売店や喪服レンタルサービスが提供する喪服も、この準喪服となります。

略喪服とは

略喪服は、準喪服より格が下がる「平服」です。

・男性は、地味な色のダークスーツ
・女性は、地味な色のスーツやワンピース

お通夜に参列する際に、急いで駆けつけるために用意される服装とのことから、準喪服より格式が高くない(用意しやすい)服装となります。

しかし最近では、お通夜に参列する際も準喪服を着用するのが一般的です。

結論

式の違いや故人との関係によって着用する服装は変わりますが、いわゆる一般的な喪服である、準喪服を着ていけば問題はありません

逆に、参列者が喪主よりも格式高い正喪服を着ていったり、お葬式でダークスーツなどの略喪服を来ていくのはNGなので、注意が必要です。

喪服以外でのNGな服装とは

基本的に、準喪服を着ていけば良い、とのことですが、他に何かNGポイントはないのでしょうか?喪服以外で、服装マナーとしてどういうものがNGなのか、独自に調査しました。

今回は、男性メインでのNGな服装を調査しています。女性のNGな服装については、下記記事をご覧ください!

コート

コートなどのアウターを葬儀に着て行くことは問題ありません。ただし、ネイビーや黒などシックな色合いのコートにしましょう。

また、レザー・ムートン・毛皮などの殺生を感じさせる素材は避ける必要があります。ダウンコートも殺生を感じさせるため避けたほうが無難ですが、最近は着用する方もいらっしゃるそうです。

バッグ

バッグも、黒の布製で、光沢や飾りのないシンプルなデザインが基本となります。

本革のバッグも殺生を感じさせるため、避けた方が無難ですが、最近はNGというほどではないようです。ただし、光沢のあるデザインや爬虫類系の派手な革製品は避けるようにしましょう。

アクセサリー

派手なネックレスや時計はもちろんNGです。

ネックレスに関しては、白い真珠などの1連のネックレスが良く、イヤリング・ピアスも付ける場合は、ネックレスにそろえます。「不幸が重なる」という意味につながるため、2連3連のネックレスはNGです。

時計に関しては、クロノグラフタイプの時計や、葬式の最中に通知で音・光が発生する可能性のあるapple watchなどのスマートウォッチも避けた方が無難です。

ハンカチ

柄物のハンカチはNGです。基本、白色無地のハンカチを用意するようにしましょう。

基本的に色は黒にしましょう。ただし、「黒の革靴」といってもデザインは多岐に渡ります。つま先に横一文字の切り替えが入った「ストレートチップ」や、つま先にデザインのない「プレーントゥ」の靴を選ぶようにしましょう。

ストレートチップ
プレーントゥ

穴飾りが施された「ウィングチップ」はカジュアル度が高いため、葬儀ではマナー違反とされます。

ウィングチップ

また、ローファーやスリッポンなどひも靴でないタイプの靴や、金具のついている革靴、サンダルなどもNGとなります。

まとめ

いかがでしたか?今回は葬式・通夜の服装でNGなポイントについてまとめてみました!けれど、購入する際に毎回このようなマナーを気にすることは面倒ですよね。その際には、喪服のレンタルサービスを検討してみてはいかがでしょうか。

マナーに合わせた喪服や小物を取り揃えていますので、安心して葬式に参列することができます。おすすめのレンタルサービスを知りたい方、試着して失礼ない格好かどうか確認したい方は下記記事をご覧ください。

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喪服を購入すると、いつの間にか古いデザインとなったり、サイズアウトしてしまうリスクがありますが、レンタルだとその心配は無用です。ぜひ、喪服レスキューで喪服をレンタルしてみませんか?

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